缶ドロの作り方はさっぱりわからない~愛菓子案内人 VOL008

今回の『愛菓子案内人』は、缶ドロの話です。
ロングセラー商品として知られる缶入りドロップ。
どんな作り方をするかご存知ですか?

これは飴です。サクマのドロップスという風に書いてれますけれども、実はサクマというメーカーさんは二つあります。

カタカナの「サクマ製菓」と漢字の「佐久間製菓」とあります。

そのカタカナのサクマ製菓さんと漢字の佐久間製菓さんは大変似ています。
両方ともドロップを作っている飴屋さんです。

ホタルの墓という映画があったと思います。もう涙むせぶ映画ですけれども、あのホタルの墓に出てきましたよね。サクマのドロップね。

それは「サクマの缶ドロ」と言うんです。

サクマドロップス缶で入っているので非常に日持ちします。いつ食べても美味しい。

これはもうロングセラーであります。これはホタルの墓のころからありますんで昭和20年代からですね。

デザイン違いますよね?あれはレトロ缶と言いましてね、ホタルの墓にでてきたのは今でいう復刻版。

(いろいろ)でていますよね、デザインの復刻版。あれです。

昭和20年代の缶ドロっていうのは球断器というものを使って作る飴。
機関銃みたいな機械がありましてね、ダ・ダ・ダ・ダ・ダとうっていく様な作り方をする飴です。

水あめと砂糖を溶かして、冷やしてグルグルグルっと絞るような機械があってですね、それに放り込んでちゅ~っと細い棒状にするんです。

細い棒状に流してきたやつ、ベコベコベコとなったやつを上からコウすると球になるのわかります?
・・・これはね、三次元の世界の話ですけど。

懐かしさを感じられる缶ドロ。お子さんからお年寄りまで幅広い世代の方に愛されています。

明治から昭和初期あたりの建築物が残っている横浜や神戸などでは、缶にレトロなイラストなどを入れたドロップがお土産として人気を集めています。

古い町並みなどが残っている地域や地元の特産品を活かしたオリジナルの缶入りドロップを作るというのはおもしろい取り組みですね。

正氣屋製菓では、各メーカーさんと協力してオリジナルなお菓子、プライベートブランド(PB)のお菓子をご提供することが可能です。

下記フォームよりお気軽にお問いあわせください。

さて、蛇足ながら球断器。
映像の説明でわかります? 

昔ながらの球断器は、お団子屋さんの厨房などで見かけることもあります。下の映像は団子屋さんのものですけど、長く伸ばした素材を一挙に一定の大きさに切って丸めることができるすぐれものです。

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正氣屋製菓では、日本国中を足で探した3万アイテムの地方菓子を取り扱っております。

オリジナルのお菓子、PB(プライベートプランド)のお菓子のご相談も承っております。

日本全国どこでも営業マンがお伺いして、ご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

Q:取引開始までの流れを教えてください。
A:お問い合わせをいただいた後、各エリアの担当営業がメール・お電話などでご連絡させていただき、当月または翌月に御社にお伺いしてお取引条件やご提案を差し上げます。

Q:発注単位(ロット)はどのくらいから可能ですか?
A:ご発注は1商品200ピース(20入x10箱等)程度からでお願いしております。
 (The minimum lot you order is 200pieces)

Q:このお菓子がどこで販売されているか教えてください。
A:弊社は元卸でございまして、主に食品卸様を経由してスーパー様や小売店様に配荷されるため、大変申し訳ございませんが、どこで販売されているかについてはわからず、お答えすることができません。

Q:個人で購入はできますか?
A:弊社は個人様向けの販売は行っておりません。

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