金平糖の製造工場に行ってきました
金平糖ってなぜあんな形になっているんだろうと不思議に思われたことはありませんか?
原料はザラメと糖蜜。
まず、ごらんのような大きな釜(銅鑼・ドラ)を熱して、ザラメを入れていきます。
銅鑼はゆっくりと回転していて、ここに職人が糖蜜をかけていくとザラメを核として糖蜜がくるまっていきます。
糖蜜をかけつづけることで、ザラメの回りについた糖蜜が少しずつ、少しずつ大きくなっていきます。
金平糖独特の角(つの)は、糖蜜が釜にひっつき、銅鑼が回転することでひっついたところが剥がれ、剥がれる時にそこがが引っ張られて盛り上がる。これを繰り返すことで20~30個の角が自然にできて徐々に凹凸がはっきりとしてくると言われています。
10分程度の間隔で丸一日糖蜜をかけて1mm程度しか大きくならず、製品によっては1~2週間も糖蜜をかける作業を続けるのだとか。大変手間のかかる仕事です。
ずっと火を使っていますので、職場は過酷。一人前の職人になるまでには長い経験が必要とあって、職人さんの成り手が少なく、金平糖の製造メーカーさんは年々少なくなっています。
ポルトガルから日本にこのお菓子が伝来したのは戦国時代。
伝統のお菓子をいつまでも作り続けてほしいですね。
お問い合わせはこちらから
金平糖はアメリカロサンゼルスのキャンディ専門店で大好評をいただき、毎月数百Kgま単位でご注文いただいております。
貿易で商材をお探しの皆様、約800社3万アイテムの取扱商品から最適なご提案を差し上げます。ぜひお気軽にお問い合わせください。