パンの賞味期限が60日! 循環備蓄で災害時にも安心のロングライフパン
カンパンの話ではありません。
あんぱん、ジャムパン、メロンパンなどの菓子パンや、
カレーパン、ソースカツパンなどみんなが大好きなパン約20種類が、
60日経ってもおいしく食べられるという「ロングライフパン」のお話です。
私、工場へ訪問させていただまして、普通のパンがなぜ60日ももつのか、
その秘密をお聞きしてきました。
決め手はイタリアの自然発酵種『パネトーネ』
パネトーネ種とは、イタリア北部で数百年受け継がれている自然発酵の天然酵母。
植物性乳酸菌と耐酸性の酵母が共生するめずらしい種です。
パンを日持ちさせるには、生地の水分量を減らして糖分や油分で補うといった手法を使うのですが、
普通のイースト種では、しっとりもちもちとした食感や風味が失われてしまいます。
パトローネ種の酸味と植物性乳酸菌の働きで微生物の発生も抑えられるため、
風味を損わず、おいしくて長持ちするパンができあがるのだそうです。
イタリアではクリスマスが近くなると、このパネトーネ種で作ったお菓子『パネトーネ』がお店に並びます。
パネトーネ種の酵母をゆっくり発酵させた生地に、レーズン、プラムなどのドライフルーツを混ぜ込んで焼き上げます。
昔は各家庭で手作りしていましたが、現在ではお店で購入するようになってきているようです。
清潔な工場、明るい従業員の方々
工場内はとても衛生管理が行き届いており、清潔に保たれていました。
焼き上げられたパンは、クリーンルームで冷却されてから袋詰めされていきます。
従業員さんも、みんな規律正しく明るくてきぱきされており、
整理整頓もきっちりと行われ、安心安全、信頼のおける現場の印象を受けました。
菓子パンの賞味期限は60日、惣菜パン45日は驚異的!
惣菜パンは特許出願中の独自製法で、ロングライフに成功したそうです。
私自身、製造から60日経ったパンを食べてみましたが、もちもちした生地で今日作ったものと言われても全くわからないと思いました。
タイトルの「循環備蓄」というのは、このロングライフパンの賞味期限に合わせて期限が近くなったものを食卓に、新しいパンを購入して備蓄しておくという習慣にすることで、万が一の災害時に非常食として活用してほしいということです。
東北の震災時、東京でもパンとお米が非常に入手しにくくなりました。
いつでもおいしいパンを食卓に並べられるという「幸せ」が、ロンクライフパンで実現するんですね。
惣菜パン
スパイシー焼カレーパン、味わいグルメ ツナマヨ、味わいグルメ ハンバーグ、ソースカツパン
包みもの
ダブルテイスト小倉ミルク、ダブルテイストいちごミルク、あんぱん、クリームパン、イチゴジャムパン、ブルーベリージャムパン
デニッシュ
チョコデニッシュ、メープルデニッシュ、十勝バターデニッシュ
ビスブレッド
メロンパン、チョコチップメロン
クロワッサン
米粉入りクロワッサン、ふんわりクロワッサン、板チョコクロワッサン【スイート・チョコ】、板チョコクロワッサン【アーモンド・チョコ】
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